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アナレクタ 3

砕かれた大地に、ひとつの場処を 2011

出版社名 河出書房新社
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-309-24564-5
4-309-24564-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 245P 20cm
シリーズ名 アナレクタ

商品内容

要旨

テクストを繊細に紡ぎ出す手仕事から、震災を経て革命と民主制の根源的な問いへ。狂熱とユーモアを同時に携えた、統治の“藝術”をめぐる強靱かつ寛容なる思考の轍。

目次

明視が目癈いる
胸打たれて絶句する他ない抵抗と闘争の継続―中井久夫著『日本の医者』(日本評論社)を読む
文学と藝術(対談者:磯崎憲一郎×佐々木中)
政治とは「論証」 雄弁の技藝が必要
紀伊國屋じんぶん大賞2010受賞の辞
私の本は安易な希望の書ではない
これは“文学”ではない―Absolute/Self Reference twin‐engine(対談者:円城塔×佐々木中)
「夜の底で耳を澄ます」(二〇一一年二月六日、京都Mediashopにおける講演)を要約する十二の基本的な註記
書きながら考える
反時代的であることを恐れるな(対談者:安藤礼二×佐々木中)〔ほか〕

出版社
商品紹介

対談、エッセイなどを集成したシリーズ第3弾。アラブ革命と3.11を問う「恥辱ではなく屈辱を」など未発表講演、対談多数。

著者紹介

佐々木 中 (ササキ アタル)  
1973年青森生。作家、哲学者。東京大学文学部思想文化学科卒業、東京大学大学院人文社会研究系基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。博士(文学)。現在、法政大学非常勤講師。専攻は現代思想、理論宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)