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甘えたくても甘えられない 母子関係のゆくえ、発達障碍のいま

出版社名 河出書房新社
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-309-24686-4
4-309-24686-9
税込価格 1,815円
頁数・縦 210P 20cm

商品内容

要旨

子どもだけを見ていても、ほんとうのことは分かりません。20年以上にわたって母と子の「関係」を診てきた精神科医が、ゆがんだ「甘え」のかたちに発達障碍の本質を読む。

目次

1 発達障碍は今どのように捉えられているか(発達障碍はどのように捉えられてきたか
「個」から見る発達障碍、「関係」から見る発達障碍)
2 乳幼児期の発達障碍に見られる母子関係(母子関係から見た乳幼児期の発達障碍
乳幼児期の母子関係の難しさはどこからくるのか)
3 「甘え」体験の質は人の一生を左右する(乳幼児期以降、発達障碍はどのように変容していくか
学童期
前思春期
思春期―「性」をめぐる混乱
青年期・成人期に入ってはじめて浮上してくる問題)
4 発達障碍をどのように治療するか(発達障碍に対する心理療法の原理と原則)

出版社
商品紹介

母と子の「関係」におけるこころの動きから見えてくるものとは?屈折した「甘え」のかたちに着目し、発達理解の新しい地平を拓く。

著者紹介

小林 隆児 (コバヤシ リュウジ)  
1949年、鳥取県生まれ。医学博士。九州大学医学部卒業。福岡大学精神医学教室に入局後、大分大学、東海大学、大正大学を経て、西南学院大学人間科学部教授。児童青年精神医学会認定医、精神科専門医、精神保健指定医、臨床心理士。日本乳幼児医学・心理学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)