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もう戦争がはじまっている

出版社名 河出書房新社
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-309-24738-0
4-309-24738-5
税込価格 1,870円
頁数・縦 257P 20cm

商品内容

要旨

歴史を転覆して戦争へとひた走る権力に対し、「民主的な国民運動」ではなく、国家暴力をはばむ「対抗暴力」をつきつける。単独者の内面の闇をとおして、きたるべき叛乱のイメージを拓く―詩的な蜂起!

目次

1(もう戦争がはじまっている―国家暴力に抗うための日録)
2(善き心の路上清掃者たち、およびワイヤレス・リモコン・タイプのピンクローターの「分節」にかんする一考察
デモクラシーとシデムシ
歴史的な危機に五感を研ぎすます
「絶対風景」にむかうこと
極小宇宙から極大宇宙へ
大邱の観覧車からみたハルモニ―土井敏邦監督『“記憶”と生きる』について)
3(完全無虚飾人―船戸与一を悼む
絶望と思想的命―船戸与一『砂のクロニクル』解説)
4(胸のなかの小さな熾火
「絶対感情」と「豹変」―暗がりの心性
異界を覘くこと―『武田泰淳全集 第五巻』(筑摩書房)について)

おすすめコメント

歴史を転覆して戦争へとひた走る権力に「民主的な国民運動」ではなく、国家暴力をはばむ対抗暴力をつきつける白熱の論集。

出版社・メーカーコメント

いでよ、深き憎悪もて、群れず、ひとり闇をさまようもの。歴史を転覆して戦争へとひた走る権力に「民主的な国民運動」ではなく、国家暴力をはばむ対抗暴力をつきつける白熱の論集。