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裁判長の沁みる説諭 刑事法廷は涙でかすんだ…

出版社名 河出書房新社
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-309-24940-7
4-309-24940-X
税込価格 1,045円
頁数・縦 207P 18cm

商品内容

要旨

司法という権威に頼ることなく、犯罪の奥にある悲しい事情と当事者の感情に寄り添っていく類まれな裁判官がいる!はからずも罪を犯してしまった人々。彼らの躓いた人生を好転させるほど魂のこもった言葉を軟らかく投げる裁判官。その血のかよった「教えさとし」。

目次

胸を張って生きていいんです。あなたは迷惑をかけたくないという思いが強すぎた。
世の中、それほど捨てたものではありません。もっと人を信用してみてください。
この裁判は、あなただけが裁かれているのではありません。
奥さんたちの期待に応えられなきゃ、君は男じゃないよ。
普通の生活をして、初めて救いがあります。来年の春に再出発してください。
もう、やったらあかんで。がんばりや。
娘さんを公開に連れていって、久しぶりに話をしてみては…
その感触を忘れなければ、きっと立ち直れますよ。更生できます。
息子さんの長所、いいところを3つ、言ってみてください。
現実と向き合うのが難しいと思います。しかし、できることは何か、考えてください。〔ほか〕

おすすめコメント

「困ったときは、私に会いに来てもいい」「裁判所としては、控訴を勧めたい」……判決言い渡しのあと、被告に裁判官が語りかける説諭。そのなかから、「沁みる」言葉の数々を厳選。

著者紹介

長嶺 超輝 (ナガミネ マサキ)  
フリーランスライター、出版コンサルタント。1975年、長崎生まれ。九州大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)