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ウナギと日本人 “白いダイヤ”のむかしと今

出版社名 河出書房新社
出版年月 2014年6月
ISBNコード 978-4-309-25301-5
4-309-25301-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 205P 19cm

商品内容

要旨

太平洋沖合から日本の川へ辿り着いたシラスは、どうやって再び故郷に戻るのか―日本人になじみの深いウナギだが、養殖が進み、シラスが高騰する中、その確保に夢中になる。そしてシラス相場と人心は揺れ動く。…けなげでたくましい、ウナギと人間の交渉史。

目次

第1章 闇夜の水辺で、お札をすくう
第2章 ウナギ養殖の歴史
第3章 養殖業は、ばくちに近い
第4章 天然ウナギの話
第5章 ウナギのけなげな一生
第6章 ウナギをめぐる信仰と民俗
第7章 食文化の中のウナギ
第8章 ニホンウナギのこれから

出版社
商品紹介

シラスウナギを養殖する投機行為に狂奔する人々と、太平洋で発生し、波のまにまに日本へ辿り着くけなげでしぶといウナギの一生。

著者紹介

筒井 功 (ツツイ イサオ)  
1944年、高知市生まれ。民俗研究者。元・共同通信社記者。正史に登場しない非定住民の生態や民俗の調査・取材を続けている。第20回旅の文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)