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エミール・ガレ 史料で紐解く、人と作品

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-309-25733-4
4-309-25733-X
税込価格 5,500円
頁数・縦 574P 22cm

商品内容

要旨

アール・ヌーヴォーの巨匠、没後120年。フランス本国の原史資料に丁寧にあたり、ガレの生い立ちや人となり、創作の原点などを紹介するとともに、先行研究の中に多く残る誤解や曲解をも解く、画期的な一冊。

目次

幼少年期のガレ
ガレの工房―その「芸術工場」の歴史について
ガレの作品制作について
ガレの陶器の制作について
ボウズ宛書簡
ガレと1878年パリ万博
ガレ所蔵の日本美術
ガレとフォン・シーボルト
ガレと中国のガラス
ガレのエグゾティスム―ペルシャ美術からの影響
ガレとロジェ・マルクス
ガレとモンテスキウ伯爵
ガレとプルースト―見出されたガレ
ガレとアンリ・ヴァニエ
ガレとデンマーク装飾美術館
ナンシー派 L’Ecole de Nancy
ガレとミュルーズの美術館
Once upon a time in Carnac―エミール・ガレ「ルファンのタコ」
ガレの値段―芸術の普及と産業への適応
更新すべき幾つかの旧説
資料

出版社・メーカーコメント

没後120年を前にアール・ヌーヴォーの巨匠について仏本国の原典史料にあたり、未だ残るガレ研究の誤解・曲解も解いていく決定版。

著者紹介

山根 郁信 (ヤマネ イクノブ)  
1954年島根県津和野町生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学)外国語学部英語学科卒業。ナンシー第2大学(現ロレーヌ大学)博士課程にて美術史を研究。貿易商社勤務を経て、1985年より「アンティーク・エルテ1920」代表。ヨーロッパ美術品鑑定人組合公認「アール・ヌーヴォー/アール・デコ」専門の鑑定人。展覧会図録、特集書籍の編集・執筆など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)