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なぜわれわれは怪獣に官能を感じるのか

出版社名 河出書房新社
出版年月 2003年7月
ISBNコード 978-4-309-26664-0
4-309-26664-9
税込価格 1,870円
頁数・縦 220P 19cm

商品内容

要旨

ゴジラ、ケムール人、ビラ星人、蜂女、モモイロアルマジロ…あの怪獣・怪人たちに隠されたエロティシズムとは?唐沢クルーの愛と邪念に満ちたツッコミが、いま炸裂する。

目次

第1部 基礎篇(暗喩文化としての怪獣・特撮
美しいものはエロティックだ!わたしの愛した怪獣たち・女性たち
怪人姐御へのラブレター
怪獣とフェティシズム)
第2部 対話篇(実相寺昭雄―オタクよ、シュールへ飛躍せよ!
品田冬樹―ガラモンの足先の色気
開田裕治―異形のレアリズムを描く)
第3部 応用篇(SMと怪獣、異形と神力 またはゴムが果たした役割について
早く怪物になりたい!
ウルトラ警備隊前後史 アニメ・特撮の軍隊文脈を読む
ダダとブルトン
エロス、水、モンスター、ハリウッド 唯一無二のエロティック・モンスター映画『大アマゾンの半漁人』
「性神」その怪なるモノ)

出版社
商品紹介

“怪獣”の魅力の秘密は、フォルムに忍ばせたエロティシズムやシュルレアリスムにあった。実相寺昭雄監督らのインタヴューを収録。

著者紹介

唐沢 俊一 (カラサワ シュンイチ)  
1958年北海道生まれ。評論家・作家。青山学院大学・東北薬科大学在学中から演劇活動・演芸プロデュース等に携わり、その後数種の職業を経て文筆業。活動は多岐にわたっており、特にB級カルト物件を発掘し、現在の視点で捉えなおす作業をライフワークとする。エッセイ、マンガ原作、トークライブと幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)