• 本

王朝継ぎ紙の世界

出版社名 河出書房新社
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-309-26930-6
4-309-26930-3
税込価格 2,750円
頁数・縦 95P 27cm

商品内容

要旨

平安朝の女たちの手により紡ぎだされた和紙工芸「継ぎ紙」。長らく途絶えていたその技法が、27年間にわたる研究により現代に復活。『源氏物語』にも描かれた、世界に類のない美の世界へいざなう。

目次

第1章 小説承香殿道子―継ぎ紙、はじまりの物語(近藤富枝)
本願寺本三十六人家集
第2章 粘葉本の美(粘葉本とは)
第3章 平安の美を求めて(をんな遊びの世界)
第4章 暮らしの中の継ぎ紙(継ぎ紙の新しさ
王朝継ぎ紙のあゆみ ほか)

著者紹介

近藤 富枝 (コンドウ トミエ)  
1922年、東京生まれ。作家。東京女子大学卒業。文部省、NHK、武蔵野女子大学などに勤務。79年、「王朝継ぎ紙研究会」設立
近藤 陽子 (コンドウ ヨウコ)  
1948年、東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業ののち、講談社にて編集の仕事に携わる。79年、母である近藤富枝が「王朝継ぎ紙研究会」を設立すると同時に参加。以来、NHK文化センター、読売カルチャーセンターなど多くの教室で講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)