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江戸の健康食 日本人の知恵と工夫を再発見

出版社名 河出書房新社
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-309-28570-2
4-309-28570-8
税込価格 1,540円
頁数・縦 223P 19cm

商品内容

要旨

現代ニッポンの食卓に、いま一度のぼらせたい。栄養パワーあふれる、和の“美味しい医薬”いろいろ!

目次

一の膳 発酵食の精華(甘酒―病院の栄養点滴に匹敵する発酵飲料
納豆―納豆食べればナットクの健やか人生 ほか)
二の膳 和の食の盟主(豆腐―復活させたい豆腐百珍の「ろくじょう」とは
ゆばと麩―精進料理や懐石料理に欠かせない尊食 ほか)
三の膳 海の幸の満悦(鯨を食す―毒がなく、人の体によく、美味しいもの
鯨を捕る―巨大な生きものに挑んだ先人たち ほか)
四の膳 山の幸の恩恵(大根―咳止め、痰切り、解熱に重宝した民間薬
干し根菜―特有の匂い「日向香」がうれしい素朴食 ほか)
五の膳 日本酒の余徳(燗酒―ちろりや徳利の登場で湯煎が一般化した
強壮酒―ひれ酒、骨酒、甲羅酒、野鳥酒… ほか)

おすすめコメント

「甘酒は病院の栄養点滴に匹敵する」など、江戸の人々が常食した、「滋養・強壮」食の数々。現代人こそ食べるべき健康たべもの案内。

著者紹介

小泉 武夫 (コイズミ タケオ)  
1943年、福島県の酒造家に生まれる。農学博士、東京農業大学名誉教授。現在、広島大学、鹿児島大学、琉球大学の客員教授をつとめる。専攻は醸造学・発酵学・食文化論。政府委員(農水省)をはじめ、国や地方自治体など行政機関での食に関するアドバイザー、各種法人理事長などを多数兼任。また執筆、テレビ出演などメディアでも活躍中。ギャラクシー賞ほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)