• 本

ことばを話す力と理解がぐーんと伸びる魔法の絵本メソッド ことばの6ステージごとの発達アプローチと効果的な読み聞かせ法

出版社名 河出書房新社
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-309-29540-4
4-309-29540-1
税込価格 1,991円
頁数・縦 167P 21cm

商品内容

要旨

ことばが遅い子も、ことばが達者な子も!今日から読み方を少し変えるだけで、子どもの発語と「わかる」を引き出す!発語から、文法・推論・感情理解までお子さんの語彙を広げ、思考力とコミュニケーション力が高まる!

目次

発達に合った読み聞かせでことばはぐんぐん伸びる
ステージ1 非言語段階
ステージ2 指さし段階
ステージ3 単語段階
ステージ4 二語文段階
ステージ5 文法段階
ステージ6 会話段階

出版社・メーカーコメント

【絵本を「ことばを育てる」魔法のツールに!】お子さんに毎日絵本を読み聞かせているのに、ことばが増えた感じがしない、内容が伝わっているのかわからない、反応が薄い…。そんなモヤモヤを感じていたら、絵本の「読み方」を少し変えてみませんか?本書は、ことばの6ステージごとの「発達アプローチ」に基づき お子さんの発達ステージに合った絵本の選び方と読み方をご紹介。各発達ステージごとに、おすすめ絵本ガイドや、効果的なことばかけのコツもお伝えします。・★ステージ1 非言語段階 自分の要求を伝えることができず、ジェスチャーや表情なども ほとんど使いません。・★ステージ2 指さし段階 ことばはまだ出ませんが、ジェスチャーで気持ちを伝えたり、 声や指示に反応したりする力が育っています。 指さしや母語に近い発音も始まり、ことばの土台が作られます。・★ステージ3 単語段階 身近な食べ物の名前などからことばが出始め、 名詞で要求を伝えるようになります。 「バイバイ」などあいさつのことばも徐々に出て、そのあとに動詞も出始めます。・★ステージ4 二語文段階「おやつ 食べる」などの二語文を話します。要求を伝える以外にも、質問に答えたり、「大きいワンちゃん」など情報共有のコメントもします。 会話のキャッチボールができるようになってきます。・★ステージ5 文法段階「今日の給食は、うどんだった」など「てにをは」で単語をつなげた三語文以上が出て、表現が広がります。 文法を一気に覚え、質問や理由を述べたり、思い出や、予定について話したりできるようになります。・★ステージ6 会話段階 話題に沿った会話ができ、あいづちを打つ、交互に話すなど会話のマナーが身につきます。日常的な会話には困らなくなっても、知らない人との社交や議論などを行うには、さまざまな会話のルールを学ぶ必要があります。会話スキルを磨くのが、ステージ6の段階です。・発語から、文法、推論、感情理解まで、お子さんの語彙を広げ、思考力とコミュニケーション力が高まるメソッドです!

著者紹介

矢幡 洋 (ヤハタ ヨウ)  
臨床心理士。1958年東京生まれ。京都大学文学部心理学専修卒。東京大学大学院学際情報学府修了。自閉症児の言語発達をテーマにして修士号取得。現在は臨床心理士としての活動のほか、新しい自閉症療育を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)