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現代語訳南総里見八犬伝 上

河出文庫

出版社名 河出書房新社
出版年月 2004年2月
ISBNコード 978-4-309-40709-8
4-309-40709-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 604P 15cm
シリーズ名 現代語訳南総里見八犬伝

商品内容

要旨

波瀾万丈の物語、構想の雄大さ、雄渾華麗な文体、因果応報と勧善懲悪―間違いなく、わが国伝奇小説の白眉である傑作長編を、やはり伝奇小説の名手白井喬二が最も読みやすい名抄訳でまとめた現代語訳版。里見家の臣、八犬士が運命の糸に翻弄されながら不思議な因縁で結びついてゆく。その壮大なスケールを失うことなく、簡潔な上下巻で面白さを堪能できる。

著者紹介

曲亭 馬琴 (キョクテイ バキン)  
明和4年‐嘉永元年(1767‐1848年)。江戸時代後期の読本、黄表紙、合巻作者。本姓は滝沢。わが国最大の伝奇小説『南総里見八犬伝』の他、『椿説弓張月』『皿皿郷談』『近世説美少年録』などの読本が有名
白井 喬二 (シライ キョウジ)  
1889‐1980年。小説家。横浜市生まれ。大正9年に発表した時代物の推理小説『怪建築十二段返し』で一躍注目され、『新撰組』や大作『富士に立つ影』などによって大衆文学草創期の推進力となる。大衆作家の団体「二十一日会」を結成して『大衆文芸』を発刊した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)