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現代語訳平家物語 中

河出文庫

出版社名 河出書房新社
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-309-40726-5
4-309-40726-9
税込価格 1,221円
頁数・縦 414P 15cm
シリーズ名 現代語訳平家物語

商品内容

要旨

「祇園精舎の鐘の声…」で始まる平家滅亡の壮大な軍記物語を、『咲庵』などの傑作で知られる戦前の芥川賞作家、中山義秀の名訳でまとめた現代語訳版。中巻では、勢力を挽回した源氏が富士川の合戦で平家の大軍を破る場面から、木曾義仲討伐に向かった平維盛の倶利迦羅谷敗北、屋島に落ちのびた平家が義経率いる源氏に一の谷の合戦で惨敗するまでを描く。

目次

都遷り
月見
物怪の沙汰
早馬
朝敵揃え
咸陽宮
文覚の荒行
勧進帳
文覚流され
福原院宣〔ほか〕

著者紹介

中山 義秀 (ナカヤマ ギシュウ)  
1900‐69年。小説家。福島県生まれ。早大時代に横光利一らと知り合い、卒業後に三重県津中学の教員となってから「早稲田文学」に参加。教職を追われ妻と死別後の13年に『厚物咲』で芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)