• 本

消された覇王 伝承が語るスサノオとニギハヤヒ

河出文庫

出版社名 河出書房新社
出版年月 2005年2月
ISBNコード 978-4-309-40735-7
4-309-40735-8
税込価格 1,100円
頁数・縦 436P 15cm

商品内容

要旨

かつて二世紀から三世紀の日本に、スサノオに発し、その子ニギハヤヒを柱石とする巨大な王権が存在した。出雲から出で九州を席捲し、内海外洋航路を掌握して大和を治め、日本の基礎を確立したこの王権が、記紀を媒体とし、蘇我氏‐藤原氏の陰謀によって神話にすりかえられ抹消された経緯を、豊富な神社伝承と祭神の分布、系統の分析等によって解明する。

目次

第1章 スサノオの素顔
第2章 蘇るニギハヤヒ
第3章 秘められたドラマ
第4章 曙の風雲児
第5章 雄飛
第6章 消された覇王
第7章 見果てぬ夢
第8章 スサノオの子供たち
第9章 幻の大王
第10章 悲愁の旅路
第11章 日本の誕生

著者紹介

小椋 一葉 (オグラ カズハ)  
1942年岐阜市生まれ。京都大学大学院修士課程修了。愛知県立大学助手を経て、古代史研究に専心(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)