• 本

肌ざわり

河出文庫

出版社名 河出書房新社
出版年月 2005年5月
ISBNコード 978-4-309-40744-9
4-309-40744-7
税込価格 968円
頁数・縦 328P 15cm

商品内容

要旨

これは私小説?それともエッセイ?それとも哲学?娘の胡桃子と私が営む父子家庭の日常を軽やかに描きながら、その視線はいつしか現実と妄想の間を縫って、世界の裏側へ回りこむ…。赤瀬川原平が1979年に尾辻克彦の名で初めて執筆し、中央公論新人賞を受賞した「肌ざわり」を含む、小説家としての処女短篇集、ついに復活。

著者紹介

尾辻 克彦 (オツジ カツヒコ)  
1937年、横浜市生まれ。武蔵野美術学校中退後、赤瀬川原平の名で、先鋭的な美術活動を行う。79年、尾辻克彦の名で書いた「肌ざわり」で中央公論新人賞、81年、「父が消えた」で芥川賞、83年、「雪野」で野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)