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上陸 田中小実昌初期短篇集

河出文庫

出版社名 河出書房新社
出版年月 2005年9月
ISBNコード 978-4-309-40757-9
4-309-40757-9
税込価格 770円
頁数・縦 238P 15cm

商品内容

要旨

終戦直後、パリコミロクマ(呼び込み易者)をしていたころの日常を描いた「やくざアルバイト」、戦場での兵隊と上官との悲惨な関係「赤鬼がでてくる芝居」、労働争議の中の人間模様「その十日間のこと」等、同人誌時代の田中小実昌の多彩な創作活動を示す貴重な作品集。後のコミさんの作品世界はここに凝縮されていた。

著者紹介

田中 小実昌 (タナカ コミマサ)  
1925年、東京都生まれ。東京大学文学部哲学科中退。軽演劇、将校クラブの雑役、香具師などの職を転々とした後、翻訳、文筆業へ進む。1979年、第81回直木賞と第15回谷崎賞を受賞。2005年、ロサンジェルスにて客死(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)