• 本

ハプスブルク帝国

河出文庫 か14−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2006年9月
ISBNコード 978-4-309-40813-2
4-309-40813-3
税込価格 715円
頁数・縦 229P 15cm

商品内容

要旨

アルプスの小城から神聖ローマ帝国を経て、日没なき世界帝国を築き、二十世紀初頭の第一次世界大戦での敗戦によって崩壊するまで、約六百年間も続いたヨーロッパ史上最大の王朝。女帝マリア・テレジアの活躍、夢の都ウィーン、革命と戦争の十九世紀、花開く世紀末文化、その独特な多民族国家…。現代の目を通して、帝国の波瀾の歴史を多数の図版とともに描く決定版。

目次

第1章 ライン上流「鷹の城」から
第2章 日没なき世界帝国へ
第3章 オスマン・トルコ来たる
第4章 花開くバロック
第5章 マリア・テレジアの時代
第6章 会議は踊る
第7章 プロイセンに敗れる
第8章 多民族ドナウ帝国
第9章 夢の都ウィーン
第10章 世紀末精神の輝き
第11章 サライェヴォの銃声
エピローグ 中欧の復活

著者紹介

加藤 雅彦 (カトウ マサヒコ)  
1927年、名古屋市生まれ。東大法学部卒業後、NHKに入局。ベルリン自由大学に留学。NHKベオグラード、ボン支局長、解説委員などを歴任。現在、欧州問題研究家。主な著書に、『ドナウ河紀行』(日本エッセイスト・クラブ賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)