• 本

弾左衛門とその時代

河出文庫 し13−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2008年1月
ISBNコード 978-4-309-40887-3
4-309-40887-7
税込価格 792円
頁数・縦 194P 15cm

商品内容

要旨

弾左衛門制度は、江戸幕藩体制下、関八州の穢多身分を支配し、下級刑吏による治安維持、斃牛馬処理の運営を担った。明治維新を迎え、13代弾左衛門(弾内記=矢野直樹)は反差別の運動を起し、賎称廃止令によって被差別身分からは脱するが、同時に職業の特権的専制を失う。時代に翻弄されたその生涯を凝縮する。

目次

第1章 はじめに―弾左衛門とはなにか
第2章 弾左衛門という制度
第3章 弾直樹の生涯(小伝)
第4章 弾左衛門の謎
第5章 おわりに―中世へ
付録

著者紹介

塩見 鮮一郎 (シオミ センイチロウ)  
1938年、岡山市生まれ。河出書房新社編集部を経て、作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)