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澁澤龍彦西欧芸術論集成 上

河出文庫 し1−57

出版社名 河出書房新社
出版年月 2010年4月
ISBNコード 978-4-309-41011-1
4-309-41011-1
税込価格 1,430円
頁数・縦 373P 15cm
シリーズ名 渋沢竜彦西欧芸術論集成

商品内容

要旨

西欧芸術家に関する澁澤の数知れぬエッセイを一堂に集め、生年順に並べて総覧にした文庫オリジナル集成。ルネサンスのボッティチェリからゴヤ、モロー、ルドン、クリムトなどの個性の強い画家たちを経て、著者の本領である二十世紀シュルレアリスム―ピカソ、デュシャン、キリコ、エルンスト、デルヴォー、マグリットなどを収録する。

目次

西洋美術の画家たち1 十四〜十九世紀(シモーネ・マルティーニ―グイドリッチオ騎馬像
愛の魔術―謎にみちた室内
カルロ・クリヴェッリ―豪華な金のきらめき
額縁のなかの春
ヴィナス誕生 ボッティチェリ ほか)
西洋美術の画家たち2 二十世紀とシュルレアリスム(ピカビアと機械崇拝 あるダダイスト
パブロ・ピカソ
デュシャン あるいは悪循環
キリコ、反近代主義の亡霊
クロヴィス・トルイユ ネクロフィリアの画家 ほか)

おすすめコメント

ルネサンスのボッティチェリからギュスターヴ・モローなどの象徴主義、クリムトなどの世紀末芸術を経て、澁澤龍彦の本領である二十世紀シュルレアリスムに至る西欧芸術論を一挙に収録した集成。

著者紹介

澁澤 龍彦 (シブサワ タツヒコ)  
1928‐87年。東京生まれ。本名龍雄。東大仏文科卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介するかたわら、人間精神や文明の暗黒面に光をあてる多彩なエッセイを発表。晩年は小説に独自の世界を拓いて、広く読まれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)