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澁澤龍彦西欧作家論集成 上

河出文庫 し1−59

出版社名 河出書房新社
出版年月 2010年8月
ISBNコード 978-4-309-41033-3
4-309-41033-2
税込価格 1,430円
頁数・縦 357P 15cm
シリーズ名 澁澤龍彦西欧作家論集成

商品内容

要旨

西欧の作家に関する澁澤のさまざまなエッセイを一堂に集め、生年順に並べて総覧にした文庫オリジナル集成。ギリシア神話・悲劇から始まって、シェイクスピア、ペローの童話、ゲーテ、バルザック、ペトリュス・ボレル、ネルヴァル、ポオ、そして世紀末デカダンス小説として澁澤がこよなく愛したユイスマンスの『さかしま』、最後にビアズレーの『美神の館』を収録。

目次

イカロス・コンプレックス(一頁時評)
プロゼルピーナの地獄について
エウリピデスと『メディア』について
愛の饗宴―ギリシア神話より
怪物をつくる職人(マルジナリア)
アポロとウェヌス
シェイクスピアと魔術
キャリバンの正体(マルジナリア)
『マクベス』と妖術について
シャルル・ペロー『長靴をはいた猫』あとがき〔ほか〕

著者紹介

澁澤 龍彦 (シブサワ タツヒコ)  
1928‐87年。東京生まれ。本名龍雄。東大仏文科卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介するかたわら、人間精神や文明の暗黒面に光をあてる多彩なエッセイを発表。晩年は小説に独自の世界を拓いて、広く読まれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)