• 本

道元

河出文庫 わ3−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-309-41080-7
4-309-41080-4
税込価格 627円
頁数・縦 191P 15cm

商品内容

要旨

この文章によって、道元は自ら開いた曹洞宗の宗門を超え、日本思想の根幹をなす哲学者となった、記念碑的な文献である。坐禅の最重要性を説く『正法眼蔵』を正面から掘り下げ、日本人の精神生活の基底をなす仏教の普遍性を考察する。和辻倫理学の集大成『日本精神史研究』の核心部を大きな活字で独立させる入門書。

目次

1 序言
2 道元の修行時代
3 説法開始
4 修行の方法と目的
5 親鸞の慈悲と道元の慈悲
6 道徳への関心
7 社会問題との関係
8 芸術への非難
9 道元の「真理」

著者紹介

和辻 哲郎 (ワツジ テツロウ)  
1889年、兵庫県生まれ。専門は、哲学、倫理学、文化史、日本思想史。日本的な思想と西洋哲学の融合・止揚という境地を探り、その体系は和辻倫理学と称される。1960年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)