• 本

東京震災記

河出文庫 た29−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2011年8月
ISBNコード 978-4-309-41100-2
4-309-41100-2
税込価格 627円
頁数・縦 253P 15cm

商品内容

要旨

一九二三年九月一日、関東大震災。地震直後の東京の街を歩き回り、壊滅した市中で動揺する民衆の声を拾い集めたルポルタージュ。流言が飛び交い混乱の中で歪む人間群像。人々はいかにしてこの大震災から立ち上がったのか。歴史から学び、備えるための記録と記憶。

目次

この世の終りかと思った
一寸先きはわからない
金棒の音
混乱したシインがシインに重って
表現派の絵
Sの話
I君の話
その時のさま
『オッ地震』
瓦の落ちる音〔ほか〕

著者紹介

田山 花袋 (タヤマ カタイ)  
1871年、群馬県生まれ。小説家。『蒲団』『田舎教師』等、自然主義派の作品を発表。1930年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)