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民俗のふるさと

河出文庫 み19−2

出版社名 河出書房新社
出版年月 2012年3月
ISBNコード 978-4-309-41138-5
4-309-41138-X
税込価格 968円
頁数・縦 268P 15cm

商品内容

要旨

日本に古くから伝えられている生活文化を理解するには、まず古いものを温存してきた村や町が、どのように発達して今日に到って来たかを知っておく必要がある、という視点から具体的にまとめられた、日本人の魂の根底に遡る生活空間論。町と村の実態調査からコミュニティー史を描く宮本民俗学の到達点。

目次

第1章 都会の中の田舎(東京の田舎者
ふるさとの殻 ほか)
第2章 町づくり(町の芽
商人町のおこり ほか)
第3章 村と村(ムラの成りたち
ムラの格式 ほか)
第4章 村の生活(人は群れて住む
村落共同体 ほか)
第5章 村から町へ(群の絆
群からはなれる ほか)

著者紹介

宮本 常一 (ミヤモト ツネイチ)  
1907年、山口県周防大島生まれ。民俗学者。天王寺師範学校卒。武蔵野美術大学教授。文学博士。徹底したフィールドワークと分析による、生活の実態に密着した研究ぶりは「宮本民俗学」と称される領域を開拓した。1981年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)