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完本酔郷譚

河出文庫 く6−2

出版社名 河出書房新社
出版年月 2012年5月
ISBNコード 978-4-309-41148-4
4-309-41148-7
税込価格 1,100円
頁数・縦 306P 15cm

商品内容

要旨

慧君がかたむける魔酒の向こうに夢幻と幽玄の世界が官能的に交叉する―『よもつひらさか往還』と『酔郷譚』を合本し、孤高の文学者・倉橋由美子が亡くなる直前まで執筆していた珠玉の連作綺譚シリーズを全作収録した初の完全版。

著者紹介

倉橋 由美子 (クラハシ ユミコ)  
1935年、高知県生まれ。大学在学中の60年、「パルタイ」で明治大学学長賞を受賞。同作が芥川賞の候補となる。61年、短編集『パルタイ』で女流文学者賞を受賞。63年、田村俊子賞を受賞。87年、『アマノン国往還記』で泉鏡花文学賞を受賞。2005年6月10日、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)