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ビッグデータ社会の希望と憂鬱

河出文庫 も7−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2012年11月
ISBNコード 978-4-309-41182-8
4-309-41182-7
税込価格 968円
頁数・縦 378P 15cm

商品内容

要旨

情報技術が怒涛のごとく進展する現在、あらゆるものがデジタル化され、インターネットを通じて膨大なデータが日々蓄積されていく。結果、社会は否応なく変わりゆくが、私たちは大切な何かを失うことになるのではないか?…気鋭の大宅賞作家が、高度情報化社会の功罪と来るべき社会変革を検証する名著、大幅増補・改訂版。

目次

プロローグ ネットワーク社会は「私たち」を幸せにしたか?
第1章 どんな情報でも配信可能という諸刃の剣
第2章 ネットを支払していく検索エンジン
第3章 ネットから生まれた参加型ジャーナリズムの行方
第4章 ウェブの進化が民主主義を衰退させる
第5章 ICタグが拓く未来
第6章 いつでもどこでも個人情報が奪われる社会
第7章 社員の自由を奪う管理システム
第8章 安全と監視のトレードオフ
第9章 バイオメトリクスで全国民を特定せよ
第10章 ネットワークで分極化する社会で

おすすめコメント

情報技術の発展が怒濤のごとく突き進み、社会は否応なく変わりゆく。その恩恵は計り知れないが、それでいいのか? ネットワーク社会への警鐘を鳴らす名著の大幅増補・改訂版。

著者紹介

森 健 (モリ ケン)  
1968年、東京都生まれ。ジャーナリスト。92年、早稲田大学法学部卒。在学中よりライターを始め、91年より科学雑誌「クォーク」などの専属記者を務め、96年、フリーランスに。2012年、『「つなみ」の子どもたち』と『つなみ 被災地のこども80人の作文集』(企画・取材・構成)で被災地の子どもたちとともに第43回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)