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鬼の詩/生きいそぎの記 藤本義一傑作選

河出文庫 ふ8−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2013年4月
ISBNコード 978-4-309-41216-0
4-309-41216-5
税込価格 935円
頁数・縦 292P 15cm

商品内容

要旨

二〇一二年に惜しまれて亡くなった稀才の代表的傑作集。鬼気迫る落語家の魂を描いて直木賞受賞の「鬼の詩」、師に“追随”する漫才師を描く「贋芸人抄」、三味線の天才娘の悲劇「下座地獄」、運命の師、映画監督川島雄三との決定的な体験を描いた「生きいそぎの記」と講演。その後の作家の姿がここにある。

著者紹介

藤本 義一 (フジモト ギイチ)  
1933年、大阪府生まれ。作家。大阪府立大学卒。在学中にラジオドラマ、舞台劇の脚本募集に応募し、懸賞荒らしとなる。「つばくろの歌」で芸術祭長編部門文部大臣賞。宝塚映画撮影所で監督の川島雄三と出会い薫陶を受け、『貸間あり』の脚本共作に従う。その後、小説に転じ、「鬼の詩」で直木賞受賞。主な作品に、「螢の宿 わが織田作」(四部作/日本文芸大賞)など。TV「11PM」の司会者を長く務めた。2012年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)