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琉璃玉の耳輪

河出文庫 つ7−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-309-41229-0
4-309-41229-7
税込価格 935円
頁数・縦 435P 15cm

商品内容

要旨

時は昭和三年―。名探偵唐草七郎の一番弟子にして閨秀の探偵・岡田明子のもとに舞い込んだ摩訶不思議な依頼。「三姉妹を探して下さい。三人とも左の耳に一粒の琉璃玉が嵌った、白金の耳輪をしています」阿片窟の女傑、女掏摸、男装の麗人、旅芸人一座、変態性慾の男、老刑事、放蕩の貴公子…奇想天外、百花繚乱!幻の探偵小説が奇才の筆でいま蘇る!大発見を語った「尾崎翠フォーラム講演抄録」併録。

著者紹介

津原 泰水 (ツハラ ヤスミ)  
1964年広島市に生まれる。青山学院大学卒業。少女小説家“津原やすみ”としての活動を経て、97年に現名義で『妖都』を発表。幻想小説作家として本格的に活動を始める。2006年に刊行された『ブラバン』はベストセラーに。また09年『バレエ・メカニック』、11年『11』(第2回Twitter文学賞受賞)は、各種ランキングを席巻した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)