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日本人のくらしと文化 炉辺夜話

河出文庫 み19−5

出版社名 河出書房新社
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-309-41240-5
4-309-41240-8
税込価格 836円
頁数・縦 234P 15cm

商品内容

要旨

旅する民俗学者、フィールド調査の達人であった宮本常一は、聴きだす力・聴かせる力の達人でもあったが、その唯一の講演集。山の中、離島、そして町なか、すべてのくらしの中に、歴史と伝統に培われた、失われた日本人の懐しい文化が脈々と息づいていた。民俗学の新しい可能性を拓く手法を語り遺した一冊。

目次

第1章 生活の伝統
第2章 民族と宗教―血と水のまつり
第3章 民衆文化と岩谷観音
第4章 離島の生活と文化
第5章 離島振興のために
第6章 宮本常一先生聞き書き

著者紹介

宮本 常一 (ミヤモト ツネイチ)  
1907年、山口県周防大島生まれ。民俗学者。天王寺師範学校卒。武蔵野美術大学教授。文学博士。徹底したフィールドワークと分析による、生活の実態に密着した研究ぶりは「宮本民俗学」と称される領域を開拓した。1981年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)