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フランツ・ヨーゼフ ハプスブルク「最後」の皇帝

河出文庫 え6−3

出版社名 河出書房新社
出版年月 2013年12月
ISBNコード 978-4-309-41266-5
4-309-41266-1
税込価格 1,430円
頁数・縦 451P 15cm

商品内容

要旨

もはやハプスブルク家の光も消えかけようとした一九世紀後半、「一致団結して」をスローガンに、ひとりの皇帝が現れた。その後、六八年の長きに渡って帝位を守り続け、王家の復活を夢見続けたその男、フランツ・ヨーゼフ―しかし、運命の輪は彼を翻弄し、次々と悲劇に襲われる。帝都ウィーンの光と影とともに、ハプスブルク家の落日を描いた本邦初の傑作評伝。

目次

第1部 若き皇帝(三月革命
絶対主義への回帰 ほか)
第2部 オーストリア=ハンガリー帝国(「アウスグライヒ(和協)」の成立
アウスグライヒ以後 ほか)
第3部 ふたつの訃報(ドイツ、イタリアとの三国同盟
三帝会議(一八八四‐八五年) ほか)
第4部 晩年のフランツ・ヨーゼフ(フランツ・フェルディナントの結婚問題
帝都ウィーンの繁栄 ほか)

著者紹介

江村 洋 (エムラ ヒロシ)  
1941年、東京生まれ。1970年、東京大学大学院比較文学比較文化博士課程修了。元東洋大学教授。ヨーロッパ文化史、特にハプスブルク家を研究。2005年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)