• 本

皇帝銃殺 ハプスブルクの悲劇メキシコ皇帝マクシミリアン一世伝

河出文庫 き8−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2014年1月
ISBNコード 978-4-309-41272-6
4-309-41272-6
税込価格 1,210円
頁数・縦 367P 15cm

商品内容

要旨

生まれてくるのが、もう少し早ければ―。ハプスブルクの皇帝として君臨する兄への羨望と嫉妬。帝国の次男として生まれたマクシミリアンは、手が届きそうで届かない、その栄光に、ひたすら野心を燻らせていく。その焔は兄弟の仲を引き裂き、やがて自らの運命をも狂わせる。ハプスブルク黄昏期の悲劇をスリリングに描いた、傑作評伝。

目次

第1部 ハプスブルク家の異端児(マックス誕生前史
兄ヨーゼフ、皇帝となる
滾る野心
海軍司令官マックス
妻シャルロッテ
総督就任、そして解任
悪魔の囁き
帝冠受諾)
第2部 ケレタロに墜つ(メキシコ・シティ到着
崇高な使命
幻のマックス王朝
最後のあがき
シャルロッテの手紙
死への旅路
ケレタロの悲劇
皇帝銃殺)

出版社・メーカーコメント

皇帝として君臨する兄への野心は、やがて自らの運命をも狂わせていく。ハプスブルクの悲劇をスリリングに描いた傑作評伝。

著者紹介

菊池 良生 (キクチ ヨシオ)  
1948年生まれ。明治大学理工学部教授。専攻はドイツ・オーストリア文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)