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夫婦の散歩道

河出文庫 つ3−2

出版社名 河出書房新社
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-309-41418-8
4-309-41418-4
税込価格 858円
頁数・縦 217P 15cm

商品内容

要旨

夕暮れの公園、書斎の窓、旅の空。喜びと悲しみのはざまに、夫の姿が蘇る―。吉村昭と歩んだ五十余年の歳月、思い出の旅路、懐かしき人々。作家として妻として、人生の哀歓をたおやかに描き出す感動のエッセイ集。吉村司「母のウィンク」、巻末に「自分らしく逝った夫・吉村昭」を収録。

目次

1 夫婦の歳月(二人の散歩道
しあわせ教 ほか)
2 記憶の旅路(ひたむきな取材
異国文化の味 ほか)
3 思い出深き人々(大きな手―八木義徳
十七音の風景―鈴木真砂女 ほか)
4 愛すべき故郷(神と紙の祭を訪ねて
福井県に代って ほか)
5 家族とともに(戦艦ミズーリと、武蔵
越後のたより ほか)

おすすめコメント

吉村昭と歩んだ五十余年。人生の哀歓を分かち合った夫婦の歳月を描く感動のエッセイ。巻末に「自分らしく逝った夫・吉村昭」を収録。

著者紹介

津村 節子 (ツムラ セツコ)  
1928年、福井県生まれ。学習院女子短期大学卒業。53年、吉村昭と結婚。65年「玩具」で芥川賞、90年『流星雨』で女流文学賞、98年『智恵子飛ぶ』で芸術選奨文部大臣賞、2011年「異郷」で川端康成文学賞を受賞。同年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)