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相撲部屋ちゃんこ百景 とっておきの話15

河出文庫 さ36−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-309-41451-5
4-309-41451-6
税込価格 792円
頁数・縦 250P 15cm

商品内容

要旨

ちゃんこ鍋を囲みながら、親方や力士たちが語るとっておきの「ちょっといい話」。それぞれの部屋の歴史や伝わる味を通して、土俵上では窺い知れない、相撲界に生きる男たちの絆や個性的な人間模様を鮮やかに描写した一冊。たかがちゃんこ、されどちゃんこ―「究極の男の世界」の物語。

目次

高砂部屋 お騒がせ横綱朝青龍なき後―名門部屋の栄枯盛衰と変わらぬ味
春日野部屋・玉ノ井部屋 名人横綱「栃錦」がのこした大きな遺産
錣山部屋 相撲一家に育った申し子―土俵の鉄人「寺尾」は熱血師匠
藤島部屋・武蔵川部屋 相撲界の厳父を仰ぎ見る男たちの絆
宮城野部屋 「強さのヒミツはちゃんこにあり」―横綱白鵬を育んだ相撲界の食
友綱部屋 親方は人生の師匠―頑固一徹親方が伝えるちゃんこ
伊勢ヶ濱部屋 横綱日馬富士を生んだ「青森の味」―師弟横綱ちゃんこ今昔
佐渡ヶ嶽部屋 親子三代力士物語―受け継がれる名伯楽の教えと味
時津風部屋(双葉山相撲道場) 天上で力士を見守る相撲の神様
境川部屋 男の男による男のための相撲界―境川軍団の強さの秘密は「男気」にあり
松ヶ根部屋・鳴戸部屋 不滅の「初代若乃花」イズム―今は亡き貴ノ花・隆の里の思い
峰崎部屋 苦節二十四年はじめてのちゃんこの味―部屋閉鎖の危機を乗り越えて
東関部屋 ハワイアン師匠の跡を継ぐ「目玉焼き」―若き師匠と元人気力士高見盛の二人三脚
大嶽部屋(大鵬道場) 大横綱大鵬が極めた「相撲道」―それは四杯のちゃんこから
貴乃花部屋 平成の大横綱貴乃花が語る心技体と覚悟―「横綱は死ぬまで横綱ですから」

おすすめコメント

親方や力士に取材をして集めたとっておきの「ちょっといい話」。部屋の歴史や伝わる味、個性的な人間模様を鮮やかに描写した1冊。

著者紹介

佐藤 祥子 (サトウ ショウコ)  
1967年生まれ。週刊誌記者を経て、1993年より大相撲を中心とするライターとなる。「どす恋花子」の名義でも執筆。日本相撲協会認定・相撲健康体操指導員の資格を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)