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天平の三皇女 聖武の娘たちの栄光と悲劇

河出文庫 と6−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-309-41491-1
4-309-41491-5
税込価格 880円
頁数・縦 264P 15cm

商品内容

要旨

聖武天皇には三人の娘がいた。阿倍内親王は孝謙・称徳天皇となるが、道鏡擁立をめぐり、汚名を残す。井上内親王は時の天皇呪詛の嫌疑で幽閉死を余儀なくされる。不破内親王は両姉に陥れられその後流罪となり、死地すらわからぬ非業の最期を遂げる。激動の天平時代を決定づけた三姉妹の悲劇の生涯を描く古代史研究の決定版。

目次

松虫寺の墓碑銘
三皇女の誕生
それぞれの出発
塩焼王流刑
遺詔
道祖王、杖下に死す
今帝、湖畔に果つ
姉妹の同床異夢
皇后の大逆罪
返逆の近親
松虫姫のゆくえ

おすすめコメント

孝謙・称徳となった阿倍内親王、大逆罪に処された井上内親王、謀反に連座、流罪の後行方の知れない不破内親王、三皇女の命運。

著者紹介

遠山 美都男 (トオヤマ ミツオ)  
1957年、東京都生まれ。学習院大学文学部史学科卒業。同大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程を中途退学。学習院大学、立教大学、日本大学非常勤講師。97年、学習院大学より博士(史学)の学位を授与される。日本古代史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)