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蕪村の名句を読む

河出文庫 ふ14−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-309-41497-3
4-309-41497-4
税込価格 792円
頁数・縦 188P 15cm

商品内容

要旨

蕪村研究の第一人者が、“夜半亭”与謝蕪村になりかわって、これだけは読んでおきたい“自句”を時の流れに沿って精選し、やさしくわかりやすく鑑賞していきます。俳友たちとの交渉や彼らの句風も意識しての作句など、蕪村の生活背景が垣間みえるように読みこまれています。“郷愁の詩人”の魅力を蘇らせる決定版の一冊。

目次

第1章 知音の恩愛―関東遊歴
第2章 漂泊の縁し―上洛と遊歴
第3章 継承の覚悟―夜半亭・前
第4章 表出の思い―夜半亭・後

おすすめコメント

蕪村の名句を厳選し、蕪村自身が俳句仲間も意識しながら鑑賞していく趣向の、著者ならではの一冊。蕪村の世界にひたれる入門書。

著者紹介

藤田 真一 (フジタ シンイチ)  
1949年、京都市生まれ。日本近世文学(俳諧)研究家。大阪大学大学院博士後期課程国文学専攻修了。関西大学教授。主な著書に、『蕪村』(岩波新書)、『蕪村 排諧遊心』(文部大臣奨励賞)、『蕪村余響』(やまなし文学賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)