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国ゆたかにして義を忘れ

河出文庫 い28−4

出版社名 河出書房新社
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-309-41516-1
4-309-41516-4
税込価格 704円
頁数・縦 216P 15cm

商品内容

要旨

それぞれのやり方で時代を駆け抜けた14歳差の天才作家が、小説、演劇はもちろん、好きな映画や俳優・女優のこと、作品を産み出す苦しみについて、さらに社会情勢、国家、家族、お金の話まで…のびやかに、しかし時に鋭く語り合った傑作対談集。待望の文庫化!

目次

幕が明けるまで
近ごろの家族について
近ごろのニセモノについて
近ごろのスジの通し方
広告に見る逆立ち現象
物語は現実を超えられるか
「オレも出る」という構図
客が入ってこそ芝居
大物語の構図
好きな映画のこと〔ほか〕

おすすめコメント

劇作家、作家など、社会に疑問を投げかけ続けてきた2人が、演劇、国家、金、家族など、さまざまなテーマを大いに語った対談集。

著者紹介

井上 ひさし (イノウエ ヒサシ)  
1934年、山形県生まれ。上智大学外国語学部フランス語科卒。浅草フランス座文芸部員兼進行係などを経て文筆業に入る。72年に『手鎖心中』で直木賞、81年に『吉里吉里人』で読売文学賞、日本SF大賞などを受賞。他、小説、戯曲、テレビ脚本などで受賞多数。著書多数。2010年4月9日、逝去
つか こうへい (ツカ コウヘイ)  
1948年、福岡県生まれ。慶應大学文学部フランス哲学科中退。大学在学中に演劇活動を開始、70年〜80年初頭にかけて若者の熱狂的な支持を得ていわゆる「つかブーム」を巻き起こした。82年に小説『蒲田行進曲』で直木賞、90年に戯曲『飛龍伝’90 殺戮の秋』で読売文学賞を受賞。著書多数。2010年7月10日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)