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ちんちん電車 新装版

河出文庫 し11−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2017年10月
ISBNコード 978-4-309-41571-0
4-309-41571-7
税込価格 792円
頁数・縦 193P 15cm
シリーズ名 ちんちん電車

商品内容

要旨

品川を出発して、新橋、銀座、日本橋、上野、そして浅草へ―。獅子文六は愛してやまなかった都電に乗りこみ、街々をめぐる。車窓を流れるなつかしの風景、老車掌のたたずまいに、うまいもの。昭和のベストセラー作家お気に入りの都電と東京の街がよみがえる、名エッセイにして最高の東京案内。

目次

なぜ都電が好きなのか
“ちんちん”の由来
品川というところ
泉岳寺―札の辻
芝浦
東京港―新橋
新橋―銀座
銀座―京橋
日本橋
続・日本橋
神田から黒門町
広小路―池の端
山下―公園
上野―浅草
六区今昔
観音堂と周辺
電車唱歌

おすすめコメント

品川、新橋、銀座、日本橋、上野、浅草……獅子文六が東京を路面電車でめぐりながら綴る、愛しの風景、子ども時代の記憶、美味案内。ゆったりと古きよき時代がよみがえる名エッセイ、新装版。

著者紹介

獅子 文六 (シシ ブンロク)  
1893年、横浜生まれ。小説家、劇作家、演出家。1922年渡仏し演劇を学び、帰国後、岸田國士・久保田万太郎らと文学座を創立、演劇振興に尽力。一方、ユーモアをたたえた小説で人気を博し、流行作家に。日本芸術院賞受賞、文化勲章受章。1969年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)