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差別の近現代史 人権を考えなおす

河出文庫 し13−12

出版社名 河出書房新社
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-309-41761-5
4-309-41761-2
税込価格 880円
頁数・縦 177P 15cm

商品内容

要旨

明治維新、西欧帝国主義に追従する姿勢が、弱者を蔑視する本心を露呈させる。近代化が、前近代以上の差別心を助長する。見えないものからますます目を背け、排除していく。新型コロナの席巻で、隠されていた「どす黒い心」がさらに噴き出す。差別の根底に秘められたものの正体を正面から考える、日本近現代史が語る差別の実態。

目次

第1章 差別誕生のいきさつ
第2章 西欧模倣社会の差別のゆくえ
第3章 焼け跡からやりなおせたのか
第4章 エポック・エコノミーと性差別の関係
第5章 AIでは救えないコクーン社会下の差別
第6章 コロナ以後に露呈した「黒いかたまり」

出版社・メーカーコメント

人が人を差別するのはなぜか。どうしてこの現代にもなくならないのか。近代以降、欧米列強の支配を強く受けた、幕末以降の日本を中心に、50余のQ&A方式でわかりやすく考えなおす。

著者紹介

塩見 鮮一郎 (シオミ センイチロウ)  
1938年、岡山市生まれ。河出書房新社編集部を経て、作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)