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汽車旅12カ月 新装版

河出文庫 み4−2

出版社名 河出書房新社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-309-41861-2
4-309-41861-9
税込価格 990円
頁数・縦 231P 15cm
シリーズ名 汽車旅12カ月

商品内容

要旨

車窓の風景は四季折々に装いを変えていく。春先や紅葉シーズンだけではなく、いつ旅に出ても、その時々にしか出会えない景色が車窓から広がる。雪景色を掻き分けていく冬もよし、旅行者が忌み嫌う梅雨だって悪くない。一月から十二月までその月ごとの旅の楽しみ方を記し、『時刻表2万キロ』『最長片道切符の旅』に続けて刊行された、汽車旅のバイブル。

目次

序章 遊びとしての汽車旅
1月 汽車旅出初式
2月 特急「出雲」と松葉ガニ
3月 新幹線16号車16B席と祖谷渓
4月 寝台電車と高千穂橋梁
5月 食堂車の怪と無人終着駅
6月 水蒸気と陸中鵜ノ巣断崖
7月 みどりの窓口とサロベツ原野
8月 循環急行と只見線全通の日
9月 夏の終りとSL列車「やまぐち」号
10月 紅葉団体列車と石北トンネル
11月 上越線と陰陽の境
12月 京都の漬物と九州の老人列車

出版社・メーカーコメント

四季折々に鉄道旅の楽しさがある。1月から12月までその月ごとの楽しみ方を記した宮脇文学の原点である、初期『時刻表2万キロ』『最長片道切符の旅』に続く刊行の、鉄道旅のバイブル。(新装版)

著者紹介

宮脇 俊三 (ミヤワキ シュンゾウ)  
1926年、埼玉県生まれ。東京大学西洋史学科卒業後、中央公論社に入社。出版部長、「中央公論」編集長等を経て、1978年に退社。同年に国鉄全線乗車記『時刻表2万キロ』を刊行し、日本ノンフィクション賞を受賞。2003年2月26日病没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)