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北帰行

河出文庫 そ4−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-309-41915-2
4-309-41915-1
税込価格 1,089円
頁数・縦 286P 15cm

商品内容

要旨

中学卒業後、北海道の炭鉱町から東京に集団就職した私。だが町工場での「事故」により、職を失ってしまう。やがて私は、石川啄木の足跡を辿りながら、再びふるさとへと向かうが…急逝した外岡秀俊が東京大学在学中に書いた、第13回文藝賞受賞作。文学史上に輝く青春小説の金字塔。

出版社・メーカーコメント

北海道の炭鉱町から東京に集団就職した「私」。雪国を背景に啄木の人生と私の青春を、抒情的かつ流麗な文体で描く。急逝した作家・名新聞記者のデビューを飾った、文学史に燦然と輝く伝説的名作。

著者紹介

外岡 秀俊 (ソトオカ ヒデトシ)  
1953年〜2021年。作家・ジャーナリスト。札幌市に生まれる。76年、東京大学在学中に書いた『北帰行』で、第13回文藝賞を受賞しデビュー。同じ年にデビューした村上龍とともに、大きな注目を集めた。77年、朝日新聞社入社後、小説活動を休止。ヨーロッパ総局長、東京本社編集局長、編集委員などを歴任し、2011年退社。その後、中原清一郎名義で『カノン』『ドラゴン・オプション』『人の昏れ方』など、次々と小説を発表した。ジャーナリストとしても活躍し『3・11複合被災』『発信力の育てかた』『価値変容する世界』など著書多数。2021年、68歳で急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)