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源氏物語 1

河出文庫 か10−6 古典新訳コレクション 03

出版社名 河出書房新社
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-309-41997-8
4-309-41997-6
税込価格 880円
頁数・縦 316P 15cm
シリーズ名 源氏物語

商品内容

要旨

約千年前に紫式部によって書かれた『源氏物語』は五十四帖から成る世界最古の長編物語。この日本文学最大の傑作を、小説としての魅力を余すことなく現代に甦えらせた、読売文学賞(研究・翻訳賞)受賞の角田源氏。「1」は若き光源氏の姫君たちとの恋と許されぬ藤壼への思慕を描く。「桐壼」から「末摘花」までを収録。

目次

桐壼―光をまとって生まれた皇子
帚木―雨の夜、男たちは女を語る
空〓―拒む女、拒まぬ女
夕顔―人の思いが人を殺める
若紫―運命の出会い、運命の密会
末摘花―さがしあてたのは、見るも珍奇な紅い花

出版社・メーカーコメント

日本文学最大の傑作を、小説としての魅力を余すことなく現代に甦えらせた角田源氏。輝く皇子として誕生した光源氏が、数多くの恋と波瀾に満ちた運命に動かされてゆく。「桐壺」から「末摘花」までを収録。

著者紹介

角田 光代 (カクタ ミツヨ)  
1967年神奈川県生まれ。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、2021年『源氏物語』で読売文学賞、(研究・翻訳賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)