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言の葉さやげ

河出文庫 い36−2

出版社名 河出書房新社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-309-42071-4
4-309-42071-0
税込価格 858円
頁数・縦 210P 15cm

商品内容

要旨

ことばの悪葉、良葉ふくめて、もっともっと溌剌と、颯々と「さやいで」ほしいという願いから綴られた代表エッセイ集。「東北弁」「京ことば」から「まあ どうしましょう」「詩は教えられるか」をへて谷川俊太郎、井伏鱒二、山之口貘らの詩の世界へいざなわれる。単行本未収録「はてなマーク」など三本を加えた、決定版・茨木のり子の世界。

目次

1(東北弁
京ことば
「させる」と「使う」
「戒語」と「愛語」
清談について
まあ どうしましょう
語られることばとしての詩
美しい言葉とは)
2(詩は教えられるか
私の好きな三月の詩
谷川俊太郎の詩
井伏鱒二の詩
金子光晴 その言葉たち
はてなマーク 工藤直子の詩
推敲の成果 書評『山之口貘全集』全四巻
内省)

著者紹介

茨木 のり子 (イバラギ ノリコ)  
1926年、大阪府生まれ。詩人。同人誌『櫂』の創刊にかかわる。翻訳に『韓国現代詩選』(読売文学賞)などがある。2006年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)