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ブラック・マシン・ミュージック ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ 上

完全版

河出文庫 の7−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-309-42186-5
4-309-42186-5
税込価格 1,155円
頁数・縦 293P 15cm
シリーズ名 ブラック・マシン・ミュージック

商品内容

要旨

すべてはアンダーグラウンドからはじまった―七〇年代ニューヨークの猥雑なゲイ・コミュニティで生まれたディスコから、喧騒と混乱に満ちた八〇年代のシカゴ・ハウス、そしてデトロイト・テクノの始動まで。公民権運動以後の変容するアメリカ社会で、ヒップホップとパラレルに展開した黒人音楽の変遷を辿る歴史的名著、待望の文庫化!

目次

通信開始
第1章 女王たちのアンダーグラウンド DJカルチャー誕生(キル・ディスコ!
ストーンウォールの反乱
フランシス・グラッソによるDJ革命
DJはユートピアを目指す
ディスコ・アンダーグラウンド、その大いなる展開
そして“パラダイス・ガラージ”へ
ブロンクスでのフィーヴァー)
第2章 すべてが制御不可能 シカゴ・ハウスのはじまりとその〓末(ハウス・ミュージック誕生
嵐のようにクレイジーなパーティのゲットー・ヴァージョン
混乱のはじまり
Can You Feel It?
アシッドの稲妻 アンダーグラウンド・フリークアウト)
第3章 ブラック・サイエンス・フィクション デトロイト・ブラックとPファンク(黒いデトロイト フォード、暴動、そしてモータウン
ポスト・ソウル時代と中産階級のキッズ
アフロ・フューチャリズム サン・ラー、Pファンクという哲学
ジ・エレクトリファイン・モジョ)
第4章 デトロイト音楽研究所 デトロイト・テクノの始動(ホアン・アトキンスとデリック・メイ
サイボトロン、テクノ・シティに現る
ケン・コリアー、またはザ・ウィザードの衝撃
シカゴ=デトロイト・コネクション
夜のドライヴ、ストリングス・オブ・ライフへ)

著者紹介

野田 努 (ノダ ツトム)  
1963年、静岡市生まれ。出版社勤務を経て、1995年に『ele‐king』を創刊。『remix』編集長を経て、現在オンラインマガジン『ele‐king』編集長。2010年よりP‐Vineに所属しele‐king Booksの編集者として、音楽や政治、思想から趣味の自転車まで、数多くの書籍の編集/制作を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)