• 本

江戸の二十四時間

新装版

河出文庫 は2−8

出版社名 河出書房新社
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-309-42204-6
4-309-42204-7
税込価格 1,100円
頁数・縦 311P 15cm
シリーズ名 江戸の二十四時間

商品内容

要旨

江戸の一日は明け六ツの鐘の音とともに始まり、大奥の御錠口も長屋の木戸もこの時刻に開く。今の午前六時ごろ、将軍の起床する時間でもある。老中などの重職は午前十時には登城し、そのころには銭湯や本屋が開く。大江戸八百八町に生きた、あらゆる階層の人びとの、息遣いまでが聞こえるような昼と夜、時々刻々の生態を、時代考証家が活写。

目次

長屋住民の二十四時間(寛政四年二月十九日)
堀田家廃絶の二十四時間(万治三年十一月十五日)
綱吉・将軍宣下の二十四時間(延宝八年八月二十二日)
岡っ引・吉原権九郎の二十四時間(明和六年六月二十九日)
旗本・細田時富の二十四時間(天明元年十二月十九日)
艶次郎・吉原遊びの二十四時間(天明七年某月某日)
将軍・家慶の裏表二十四時間(天保十二年四月十五日)
定町廻同心の二十四時間(天保十二年十二月二十三日)

著者紹介

林 美一 (ハヤシ ヨシカズ)  
1922‐1999。大阪生まれ。大阪市立東商業学校卒。戦後、大映京都撮影所勤務。60年退社、江戸文芸・浮世絵研究家として独立。66年より時代・風俗考証家(映画・テレビ・舞台)としても活躍した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)