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大胯びらき

河出文庫

出版社名 河出書房新社
出版年月 2003年7月
ISBNコード 978-4-309-46228-8
4-309-46228-6
税込価格 858円
頁数・縦 273P 15cm

商品内容

要旨

『大胯びらき』とは、ポピュラーな舞踊上の術語で、胯が床につくまで両脚を広げること。だがこの小説では、少年期と青年期のあいだの“大きな距離”を暗示している。死と青春を描く表題作の他、渋沢訳の戯曲を集めた傑作集。

著者紹介

コクトー,ジャン (コクトー,ジャン)   Cocteau,Jean
1889‐1963年。フランスの詩人、劇作家、小説家、映画作家。多くの前衛芸術家と親交を結んで影響を与えたことでも有名。小説としては『山師トマ』『恐るべき子供たち』、演劇作品としては『アンチゴーヌ』『オルフェ』『双頭の鷲』、映画作品としては『詩人の血』『美女と野獣』などで知られる
渋沢 龍彦 (シブサワ タツヒコ)  
1928‐87年。東大仏文科卒。サドの作品をはじめ数々のフランス文学を翻訳・紹介する。またエッセイストとしても令名高く、晩年は小説に独自の世界を築いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)