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残酷な女たち

河出文庫

出版社名 河出書房新社
出版年月 2004年5月
ISBNコード 978-4-309-46243-1
4-309-46243-X
税込価格 858円
頁数・縦 299P 15cm

商品内容

要旨

マゾヒズムの語源としてあまりに有名な『毛皮を着たヴィーナス』の作家ザッヘル=マゾッホのおびただしい長短編小説の中から、軽妙な滑稽味と不気味さを兼ね備えた珠玉の短編八作を収める『残酷な女たち』。そのほか、女帝マリア・テレジアが主人公の『風紀委員会』、異様で奇怪ながらも伸びやかな語り口で美女と醜男を御伽話のように見せる『醜の美学』。

著者紹介

ザッヘル=マゾッホ,レーオポルト・フォン (ザッヘルマゾッホ,レーオポルトフォン)   Sacher‐Masoch,Leopold von
1836‐95年。オーストリアの東端、帝室領ガリツィア生まれの作家。マゾヒズムの語源を促した『毛皮を着たヴィーナス』(1870)のほか、『密使』『ガリツィア物語集』『コロメアのドン・ジュアン』など、故郷ガリツィアや東欧を舞台にした多数の歴史小説を残した
池田 信雄 (イケダ ノブオ)  
東京大学教授
飯吉 光夫 (イイヨシ ミツオ)  
東京大学大学院卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)