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人間の測りまちがい 差別の科学史 下

河出文庫 ク8−2

出版社名 河出書房新社
出版年月 2008年6月
ISBNコード 978-4-309-46306-3
4-309-46306-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 389,32P 15cm
シリーズ名 人間の測りまちがい

商品内容

要旨

進化論の第一人者にして科学エッセイストであるグールドが科学の名のもとに「人間」を測ることを徹底的に検証しつつ告発した歴史的名著。下巻はその迫真の結論とともに知能が人種・民族によって決定されているとする『ベル・カーブ』への批判などのエッセイを収録。あらゆる差別と偏見とたたかうために読み継がれるべき書。

目次

第1章 IQの遺伝決定論―アメリカの発明(承前)(R.M.ヤーキーズと陸軍知能テスト―IQ時代の到来
心理学の急成長 ほか)
第6章 バートの本当の誤り―因子分析および知能の具象化(シリル・バートの事例
相関、原因および因子分析 ほか)
第7章 否定しがたい結論(実証科学として誤りを暴露すること
誤りを暴露することによる学習 ほか)
『ベル・カーブ』批判(『ベル・カーブ』
不誠実な内容 ほか)
三世紀間に見られた人種に関する考えと人種差別主義(古くから見られた思考と悪臭についての謬論
人種の幾何学 ほか)

おすすめコメント

進化論の第一人者にして科学エッセイストであるグールドが科学の名のもとに「人間」を測ることを徹底的に検証しつつ告発した歴史的名著。下巻は知能が人種・民族によって決定されているとする「ベル・カーブ」への批判など併録。

著者紹介

グールド,スティーヴン・J. (グールド,スティーヴンJ.)   Gould,Stephen Jay
1941年ニューヨーク生まれ。古生物学者、進化生物学者、科学史家。それらをベースにした科学エッセイでも知られる。2002年死去
鈴木 善次 (スズキ ゼンジ)  
1933年横浜生まれ
森脇 靖子 (モリワキ ヤスコ)  
1943年東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)