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音楽を語る

河出文庫 フ12−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-309-46364-3
4-309-46364-9
税込価格 726円
頁数・縦 192P 15cm

商品内容

要旨

至高窮極の指揮者、フルトヴェングラー。楽符というテキストの限界をそのままにせず、作品の構造分析と楽興の導くところ、ダイナミックに速度・リズムを動かして生きた音楽を実現したフルトヴェングラーが追求した、音楽の神髄を克明に綴る。ドイツ古典派・ロマン派に本領を発揮した、その理念の全貌。

目次

第1章 聴衆について
第2章 演奏について
第3章 劇的な音楽
第4章 ベートーヴェンの偉大さ
第5章 指揮者と試演
第6章 環境と芸術
第7章 現代の音楽
結語

著者紹介

フルトヴェングラー,ヴィルヘルム (フルトヴェングラー,ヴィルヘルム)   Furtw¨angler,Wilhelm
1886年、ベルリン生まれ。指揮者、作曲家。1922年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、ベルリン・フィルの正指揮者に、27年、ウィーン・フィルの常任指揮者に就任。45年1月、スイスに亡命。5月、終戦とともにナチス協力容疑で演奏活動停止処分。47年、「非ナチ化裁判」無罪判決を受け、ベルリン・フィルの終身指揮者に。1954年、死去。主な演奏は、ベートヴェン、ブラームス、ブルックナー等の交響曲とワーグナー等のオペラといったドイツ音楽
門馬 直美 (モンマ ナオミ)  
1924‐2001。音楽家、音楽評論、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)