• 本

食べものはじめて物語

河出文庫

出版社名 河出書房新社
出版年月 1989年2月
ISBNコード 978-4-309-47153-2
4-309-47153-6
税込価格 534円
頁数・縦 252P 15cm

商品内容

要旨

“どんぶり物”は“突っけんどん”がルーツ、“トマト”はかつて媚薬だった、“めざし”は“おざし”、2000年前のゆでタマゴ、“花見”は古代人の花粉健康法などなど、あっと驚く、日本の食のはじまりを、隠し味の面白話をまじえて、料理法から語源まで徹底的に探究しました。

目次

第1章 「和食」のはじまり(「みそ汁」のルーツが『万葉集』の中にあった
「米」の先祖は“雲南赤米”
「箸」のルーツは鳥のくちばし ほか)
第2章 「野菜」のはじまり(「タンポポ」のルーツは「チンポポ」
「トマト」は媚薬だった
「ボウフウ」の由来は「風」を「防ぐ」 ほか)
第3章 「料理・食べ方」のはじまり(「おから料理」は源平合戦の昔から
塀の中の「官弁」は現代の長寿食
「キンピラ」は金太郎の子供の名前から ほか)
第4章 「海の食べもの」のはじまり(「たこ」の語源は「たくさんの股」
「穴」の中に住んでいるからアナゴ
「めざし」も昔は「おざし」だった ほか)
第5章 「行事食」のはじまり(「お屠蘇」は不老長寿の漢方酒
「雑煮」は百味の混じり合ったご馳走
「七草がゆ」は古代の薬膳がゆ ほか)