戦後天皇制とキリスト教人脈との関わりを軸に描く迫真のノンフィクション評伝。天皇明仁の精神史に迫る。

第１章　家庭中心の皇太子
第２章　皇室という特殊な世界
第３章　皇太子明仁の誕生
第４章　少年皇太子の教育
第５章　戦争にもまれる皇太子
第６章　存亡の危機に立つ天皇制
第７章　天皇制を支えるキリスト教人脈
第８章　少年皇太子の成長
第９章　青年皇太子の悩みと菊のタブー
第１０章　天皇元首制の復活と市民的君主の隔たり