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老人の「複雑な思い」をわかってあげる本 老いゆく親の胸の内を知るためのヒント

KAWADE夢新書

出版社名 河出書房新社
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-309-50297-7
4-309-50297-0
税込価格 792円
頁数・縦 202P 18cm

商品内容

要旨

とかく“弱者”という目でみられる高齢者。年老いた親を案じる子の気持ちと、子の生活を一番に考える親の気持ちは、しばしばスレ違い、思わぬ摩擦や対立を生む。近年、大きく変化している高齢者の“思い”をふまえ、親と子の、あるべき向き合い方を探っていく。

目次

1 ここまで変わった高齢者の本当の気持ち(九〇歳を筆頭に、親子四代で海外旅行へ
「六五歳以上は高齢者」というけれど… ほか)
2 「もう年だから」という偏見が子と親の心の対立を生む(「老い」と「加齢」はイコールではない
意識調査が示す高齢者のイメージ ほか)
3 「頑固で偏屈になった」と親を誤解していませんか(高齢になると頑固でひがみっぽくなる?
「頑固」「偏屈」は根拠なき偏見だった ほか)
4 身体の衰えがもたらす心情を理解できていますか(高齢の親がひがみっぽく見える、意外な理由
聴覚の衰えが人間関係のトラブルの原因に… ほか)
5 老いゆく親に、子として何をしてあげられるか(同世代の仲間をどんどん失う寂しさ
グループ活動への参加はきっかけが必要 ほか)

著者紹介

林 千世子 (ハヤシ チヨコ)  
早稲田大学第一文学部心理学科卒業後、大手出版社に入社、雑誌・単行本編集に携わる。独立後は、フリーライターとして、雑誌・単行本を中心に執筆活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)