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日本人なら知っておきたい「もののけ」と神道 日本人の信仰のカタチは妖怪、化け物、怨霊から見えてくる!

KAWADE夢新書 S378

出版社名 河出書房新社
出版年月 2011年4月
ISBNコード 978-4-309-50378-3
4-309-50378-0
税込価格 836円
頁数・縦 191P 18cm

商品内容

要旨

鬼、天狗、河童、八岐大蛇、雷神…数多くの伝説が伝わる「もののけ」。私たちの先祖はそれを尊び、それを恐れてきた…。“異形のものたち”から日本人ならではの「心」が見えてくる。

目次

序章 わたしたち日本人にとって妖怪とは何か、怨霊とは何か
1章 鬼、雷神、天狗、河童…“異形のもの”たちはこうして信仰の対象になった
2章 八岐大蛇、九尾の狐、化け猫…自然への畏敬の念が動物の“化けもの”を生んだ
3章 怨霊となった菅原道真や平将門…天災や疫病への恐れから神としてまつられた人びと
4章 姿を現わし、人に崇る霊たち…「幽霊」の登場が物語る信仰の変化とは
終章 物怪と神道から日本人の「心魂」が見えてくる

著者紹介

武光 誠 (タケミツ マコト)  
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。現在、明治学院大学教授。専攻は、日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組む一方、飽くなき探究心で広範な分野にわたる執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)